「SLIM」が月面着陸に成功 「月面への道が開けた」(2024年1月20日)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の無人探査機「SLIM」が日本初の月面着陸に成功しました。世界5カ国目の快挙で関係者らが「月面への道が開けた」と喜びを語りました。
JAXA 山川宏理事長
「まずは着陸できたということから、今後、我が国の技術をさらに発展させていって、月面へのアクセスに対して道が開けた」
SLIMは日本時間午前0時20分ごろ、月面着陸に成功しました。
日本では初めての快挙で、世界では5カ国目です。
神奈川県相模原市では、パブリックビューイングに80人が集まり着陸の瞬間を見届けました。
着陸を見届けた小学生
「(着陸を)見たのが初めてだったので、無事に着いて良かったなって安心しました」
着陸後の通信は確立していますが、太陽電池が電力を発生していない状況で、SLIMは現在、搭載バッテリーで運用しています。
着陸までのデータの受信と取得を優先していて、目標としていた誤差100メートル以内の着陸についてはデータを解析して判断するとしています。
[テレ朝news]