【バンドマンのアメリカ国務長官】美声披露…「音楽外交」立ち上げで熱唱
アメリカのブリンケン国務長官が27日、音楽を通じて国際交流を促進する新たな外交プログラムの立ち上げを発表し、自らギターを弾いてブルースを熱唱しました。
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国務省で行われたプログラムの立ち上げ式に出席したブリンケン長官。スーツ姿で壇上に上がると、黒いギターを自ら演奏しながら、ブルースの名曲、マディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」を披露しました。美声を響かせると会場からは大きな歓声と拍手があがりました。
ブリンケン長官はバンド活動の経験があることで知られ、音楽ストリーミングサービスで自身の曲を配信したことも。また、外国を訪問する際、訪問国に合わせて「旅のプレイリスト」を公開するなど、率先して音楽を外交に活用しています。
就任直後の2021年3月、NNNのインタビューでは、多忙でなかなかギターを手にする時間がない状況に「ギターがにらんでいるようで申し訳なく思う」とぼやいていたブリンケン長官。この日は存分に演奏を楽しんだ様子でした。
国務省によると「音楽外交」のプログラムではフィラデルフィア管弦楽団の中国公演などが計画されていて、平和や民主主義の推進を目指すということです。
(映像はブリンケン長官のX(旧Twitter)より)
(2023年9月29日放送)
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