【報ステ特別演奏】天才たちが認めた12歳の音大生・HIMARIに密着取材 その表現力の源は…【完全版】
日本を代表するオーケストラを従え、バイオリンを演奏するHIMARIさん(12)。出場するコンクールは、すべて1位。いま世界中から喝采を浴び続けています。
さらに、10歳のときには、アメリカにある名門音楽大学に最年少で合格した“音大生”でもあります。
アメリカ・フィラデルフィア。入学すること自体、大変な名誉とされるカーティス音楽院。授業料は全額免除で、数名の“天才”だけが、その門をくぐることを許されます。世界的指揮者のバーンスタインをはじめ、名だたる音楽家も輩出してきました。世界中の名だたる音楽家も輩出してきました。その名門校に、わずか10歳で合格したのがHIMARIさんです。
HIMARIさん:「この1年で、こっちに来て、すごく上達できた」
彼女が操るのは名器・ストラディバリウス。彼女の演奏に惚れ込んだ前澤友作さんが提供しました。
カーティス音楽院で教鞭をとって25年、何人もの音楽家を排出してきた担任の先生は、HIMARIさんをどう見ているのでしょうか。
アイダ・カヴァフィアン先生:「もし目を瞑って、HIMARIの演奏を聞けば、彼女の年齢を感じないでしょう。まるで彼女の中には、年を重ねた賢い音楽家がいるるような。いうまでもなく彼女は才能があって桁違いな天才です」
HIMARIさん:「先生は、ぎりぎりできるラインを(課題曲で)持ってくるから、どんどん色々な曲をやらされる。(Q.スパルタか)そういうのが当たり前。私だけじゃなくて、ここにいる人は、みんなそのペースでやっている」
厳しい宿題もあり、練習は1日最低8時間。その1曲1曲が、プロでも難しいと唸る難曲です。
HIMARIさん:「これはもう、とてつもなく難しい。(Q.今練習している曲は)全部の期間で見たら9曲くらい。(Q.多くない)多い。手に負えない。楽章ごとに数えたら30曲くらい」
自主練習にはクラスメイトも付き合います。クラスメートのマヤ・ブキャナンさんにHIMARIさんについて聞くと・・・
マヤ・ブキャナン「HIMARIはすごいですよ、本当に特別な音楽家です。」
世界的コンクール2位の腕前を持つクラスメートのマイケル・シャハムさん(20)は、こう話します。
マイケル・シャハムさん:「最初にHIMARIがアイダ先生の授業に来たときを覚えています。彼女が演奏した瞬間、みんなショックを受け落胆しました。もうその日は練習できなかったです」
初めてクラスメートの前で演奏したときのこ