あの人物 味方を売る? ウクライナ情勢 転換か
ある人物からウクライナ側に、「バフムトから撤退すればロシア軍の居場所を教える」とメッセージが届いたという。
その人物とは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニー・プリゴジン氏。
つい最近も、ロシア国防省に怒りを爆発させていたプリゴジン氏。
その一方で、ウクライナ側に取引を持ちかけ、味方を売ろうとしていたという。
ウクライナ側はこの提案を拒否。
プリゴジン氏は報道を否定している。
思わぬ人物から接触があったウクライナ側。
今、動きを加速させている。
ここ数日、ゼレンスキー大統領はイタリア、ドイツ、フランス、イギリスとヨーロッパ各地を回り追加の支援をとりつけた。
「反転攻勢の準備を進めている」との言葉どおり、先週からウクライナ軍は、激戦地バフムトでロシア側を押し返している。
2022年11月に南部の重要都市ヘルソンを奪い返して以来の大規模な作戦。
守りから攻撃へ。
ウクライナ情勢は大きな転換点を迎えようとしている。