木原防衛大臣「サイバーセキュリティ態勢強化は待ったなし」 サイバー学校を視察(2024年3月31日)

 システムへの侵入などを防ぐ「サイバー防衛」が喫緊の課題となるなか、木原防衛大臣は「サイバー教育部」を新たに設置した自衛隊内部の教育機関を視察しました。 木原防衛大臣 「サイバー攻撃は早期に発見されるリスクが低く、攻撃者側が優位にあるとされており、サイバーセキュリティ態勢の強化は待ったなしの課題といえます」  防衛省はサイバー防衛の強化に向け、2027年度末までに高いレベルが求められる専門の隊員を4000人に増員し、システムの維持など関連の要員を含めるとおよそ2万人体制とする計画です。  一方で、精通した人材は民間も含めて不足しているため自衛隊は自前での育成を目指し、教育体制を強化します。  今回、神奈川県横須賀市の陸自通信学校を「陸自システム通信・サイバー学校」に改め、サイバー教育部を新設しました。  陸海空それぞれの部隊から人材を集め、育成を進める方針です。 [テレ朝news]
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