ロシアが北朝鮮の弾道ミサイル調達で日米などが声明(2024年1月10日)
ロシアが北朝鮮から弾道ミサイルを調達し、ウクライナに対して使用したことを受け、アメリカや日本などは共同声明で、両国間の武器の受け渡しを「断固として反対する」と非難しました。
アメリカ政府によりますと、ロシアは北朝鮮から調達した弾道ミサイルを去年12月30日と今月2日にウクライナに向けて発射しました。
これを受けて、アメリカや日本、韓国など48カ国とEU=ヨーロッパ連合の外相は9日の共同声明で「ウクライナの人々の苦しみを増大させ、ロシアの侵略戦争を支援するものだ」と強く非難しました。
両国が武器や技術の受け渡しを通じて連携を深めることに「断固として反対する」と表明し、こうした協力がヨーロッパや朝鮮半島だけでなく、世界中の安全保障に影響を与えかねないと懸念を示しています。
そのうえで、ロシアが見返りとして北朝鮮に何を提供するか監視を強めるとともに、国連安保理決議に違反する行為を直ちに止めるよう両国に求めています。
[テレ朝news]