オランダ ウクライナと2国間の安保協定締結 約3250億円の軍事支援など盛り込む(2024年3月3日)
オランダのルッテ首相とウクライナのゼレンスキー大統領が2国間の安全保障協定を結んだと発表しました。
オランダ ルッテ首相
「私たちはともに大きな一歩を踏み出し、2国間の10年の安全保障協定に署名した。我々は直接軍事、財政、人道面での支援を引き続き提供する」
ウクライナ東部ハルキウで1日、両首脳は2国間の安保協定を締結しました。
今年、オランダが20億ユーロ=およそ3250億円の軍事支援をすることなどが盛り込まれました。
協定は、ウクライナのNATO=北大西洋条約機構の加盟まで安保を約束するという去年リトアニアで開かれたG7首脳会議の共同宣言に基づくものです。
ウクライナはこれまで、イギリス、ドイツ、フランス、デンマーク、カナダ、イタリアと長期的な安保協定を結んでいて、オランダは7カ国目です。
ゼレンスキー大統領は、こうした2国間協定は揺らいでいるアメリカからの支援の代わりではないと繰り返し発言していて、それぞれの国に違う独自の役割があるとしています。
[テレ朝news]