G7外相会合2日目 侵攻続けるロシア、中国への対応など議論(2023年11月8日)

 東京で開かれているG7外相会合は2日目を迎え、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応などについて議論しています。  各国、中東情勢への対応に追われるなか、G7が結束してウクライナ支援とロシアへの制裁を継続していく姿勢を強調したい考えです。  侵攻の長期化により支援疲れも指摘されるなか、ロシアに対し、G7が足並みの乱れや隙を見せることは避けたいとしています。  また、日本は議長として、海洋進出を強める中国への対応について、G7での結束を確認することにも重点を置いています。  外務省関係者は「中東情勢を受けて、アジアの安全保障への関心が低下することに危機感を持っている」と話していて、議論を通じてG7各国の関与を引き寄せておく狙いです。  中東情勢を巡っては「人道的な戦闘休止」の必要性とともに、中長期的な対応についてもG7として一致したメッセージを共同声明に盛り込む方向で調整しています。 [テレ朝news]
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