ウクライナ侵攻後繋がり深めるロシアと中国 去年貿易総額は“過去最高”約2400億ドル
ロシアのウクライナ侵攻から、まもなく2年。
国際的に孤立を深めるロシアは、中国と接近し貿易を拡大させている。
中国東北部にある黒竜江省の黒河市。
対岸にはロシアのアムール州が見える国境沿いの街。
侵攻以降、ロシアと中国はつながりを深めていて、2023年9月には、団体客のビザなし観光も再開した。
ロシア人観光客「(Q. 中国には来やすくなった?)何のトラブルもなく来られました」、「中国人は身内のような存在です。自分の家にいるような感じ」
さらに2022年6月には、ロシアと中国を陸路で結ぶ橋が開通。
2023年の貿易総額は過去最高のおよそ2,400憶ドルとなるなど、ロシアを下支えしている。
経済制裁でロシアを孤立させたい欧米諸国は、中ロが接近する現状に懸念を強めている。