プーチン大統領 戦略核兵器の強化表明「戦略核の95%以上が新型兵器に更新」|TBS NEWS DIG
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻をめぐる欧米との対立激化を念頭に、戦略核兵器の強化が必要だと強調しました。
ロシア プーチン大統領
「戦略核部隊の戦闘準備態勢を最高レベルに維持する。この分野で承認された計画は全て必ず実行される」
プーチン大統領は19日、国防省幹部らとの会合で演説し、NATO=北大西洋条約機構が拡大を続けていると批判。ICBM=大陸間弾道ミサイルなどで構成される「核の3本柱」について、「新たな軍事的、政治的リスクが生じた中、戦略的バランスを保証する『核の3本柱』の役割は著しく高まっている」と述べました。
そのうえで、ロシアにある戦略核の95%以上が最新の兵器に更新されたとし、核弾頭を搭載可能なICBM「ヤルス」と、ミサイル防衛網を突破できるとする極超音速兵器「アバンガルド」の発射装置、あわせて15基を実戦配備すると明らかにしました。
また、プーチン氏はウクライナとの戦闘について「われわれが主導権を握っている。敵は反転攻勢の成果を示そうと装備を浪費している」と主張。その一方で「防空能力の改善が必要だ」と述べ、ロシア国内で相次ぐドローン攻撃に神経をとがらす様子も伺わせています。
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