ロシアが新型ICBMを実戦配備 プーチン大統領とエルドアン大統領 4日に会談|TBS NEWS DIG
ロシアは複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM=大陸間弾道ミサイルを実戦配備したと明らかにしました。
ロシア国営の宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ社長は1日、10個以上の核弾頭を搭載できるとする新型ICBM「サルマト」が実戦配備されたと表明しました。配備の場所など詳細については明らかにしていません。
射程は最大1万8000キロでアメリカのミサイル防衛網を突破し本土を攻撃できるとされ、プーチン大統領が6月、「近く実戦配備する」と表明していました。
こうした中、ロシアの大統領府はプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が4日にロシア南部ソチで会談を行うと発表しました。
ロシアは7月、ウクライナ産穀物の輸出をめぐる合意の履行を停止し、食料危機への懸念が広がっていて、今回の会談が事態の打開に繋がるのかが焦点となります。
こうした中、プーチン大統領は1日、9月の新学期が始まるのに合わせて子どもたちを前に特別授業を行いました。
その中で一方的に併合したウクライナ南部ザポリージャ州出身の子どもの質問に答える形で、併合した地域の開発のため大幅に予算を組んだとアピールし、ロシア化を進めていく考えを示しました。
また、プーチン氏は5つの地域の学校とオンライン形式で会合を行い、このうちウクライナ南東部マリウポリに新たに作られたロシア式の学校で1年生の生徒が「マリウポリを気遣ってくれてありがとう」と述べる場面などが国営テレビを通じて放送されました。
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