【ロシア国防省】ベーリング海などでミサイル演習 国連総会開幕前にアメリカをけん制か
国連総会開幕を控えた18日、ロシア国防省は、アメリカ・アラスカ州も面するベーリング海などでミサイル発射演習を行ったとして、映像を公開しました。
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発表によりますと、演習を行ったのはベーリング海、チュクチ海とロシアのチュコトカ半島の海域です。映像には海上、海中、陸上からミサイルを発射する様子が映っています。
ウラジオストクに司令部を置く太平洋艦隊の「フィンバル2023」演習の一環だとしていて、ミサイル搭載可能な護衛巡洋艦、原子力潜水艦と沿岸ミサイルシステムが参加して、発射地点から数百キロ離れた目標に命中させることに成功したと主張しました。
この海域は、対岸がアメリカのアラスカ州にあたります。ロシア国防省は、演習の目的について「北極海航路の通信を守るため」と説明していますが、国連総会開幕を前にアメリカをけん制する狙いもあるとみられます。
(2023年9月20日放送)
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