「ロシア側が爆破示す通話を傍受」ウクライナ保安局が音声を公開|TBS NEWS DIG
ウクライナ保安局は決壊した南部のダムについて、ロシア側が爆破したことを示す通話を傍受したとして音声を公開しました。
ロシア側兵とされる音声
「こちら側の破壊活動グループが行った。ダムを利用し脅迫しようとしていた」
これは、ウクライナ保安局がロシア側兵士の電話を傍受したとして公開したものです。へルソン州のダムについて“ロシア側が爆破したことを証明するもの”だとしています。
こうしたなか、プーチン大統領は同盟関係にある隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談しました。
ロシア プーチン大統領
「我々が合意した最もデリケートな課題は全てが計画通りに進んでいる」
ベラルーシへのロシアの戦術核兵器の配備に関し、「来月7日から8日にかけて関連施設の準備が完了する」とした上で、早ければ来月上旬にも配備作業を始めることを明らかにしました。
また、プーチン大統領は指摘されているウクライナの反転攻勢について「始まった」と発言。「その試みは全て失敗した」と主張しました。
一方で「ウクライナ軍にはまだ余力がある」とし、ロシアとして近代的な装備を増強させる必要があるとの考えを示しています。
こうしたなか、ウクライナと国境を接するロシアのボロネジ州の知事はドローンが住宅に墜落し、3人が負傷したとSNSを通じて明らかにしました。
これについて、ペスコフ大統領報道官は「ウクライナ側による民間インフラと住宅を狙った攻撃だ」と主張しています。
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