富山県立図書館所蔵「兵法手鏡」等を参考に、富田流の表(おもて)の形六本を復元したものです。
富山藩には有名な名人富田勢源の弟子、喜多村主計助に学んだ山口宗久が伝えました。
一本目 切先返
二本目 命車
三本目 遊雲
四本目 浦波
五本目 燕廻
六本目 突(飛龍臥龍)
の六本です。(突は飛龍臥龍として二本に数える場合もあったそうです)
富山藩では表と呼ばれていましたが、同じ富田勢源の系統で、勢源の娘婿、加賀藩中条流師範関家およびそこから分かれた矢野家では「前」「前六」などと呼ばれていたようです。前と書いても読み方は「おもて」かもしれません。
(動画はあくまで現時点での解釈であり、今後、解釈の間違いや変更で大きく変わる可能性があります)
協力:
是風会
肥後新陰流東京稽古会
This has been reproduced from the documents in toyama library.