京都花街・上七軒の舞踊公演「寿会」始まる

京都五花街の1つ、上七軒の秋の舞踊公演「寿会」が8日から上七軒歌舞練場(上京区)で始まった。24人の芸舞妓が艶やかな舞を披露すると、会場からはため息がもれた。  令和初で第70回の記念となる寿会を祝い、物事の始まりを清める御祝儀曲「雛鶴三番叟」で幕開け。日本の四季の移ろいに女心を重ねた「雪月花」では、降りしきる雪の中に飛び交うサギの精のはかなさや、満開の桜の下で娘の恋心を美しくつづった。他に、勇壮な振りの中に品格を感じさせる長唄の新曲「獅子の乱曲」など計4曲を披露する。
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