模範解答実験室 / 可不・歌愛ユキ・ナースロボ_タイプT
無色透名祭Ⅱ参加曲でした。
■Vocal / 可不・歌愛ユキ・ナースロボ_タイプT
■Music / サツキ
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■Movie / 葛飾出身
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#VOCALOID #無色透名祭 #可不 #歌愛ユキ #ナースロボ_タイプT
歌詞
皆、囚われてしまっている。
其々のエゴが、蠢いている。
もう、完成しない模造品と、
型落ちの歌が私を見ている。
ただ、純粋な、その、初期衝動は
何時からか、何もかも、死んでいた。
今、此処で、筆を執る私とは、
誰の、何の為に生きているんだ?
下卑た頭で捻り出す答えは、
手垢の付いた駄作の気配。
詰まらない切り貼りばかりを続けて、
何番煎じの、コピーの完成です。
穎才が跋扈する中で、
私の価値は如何ほどのモノか。
正当とは思えぬ格付けは、
私を評価しない…
(醜い言い訳であるため、以降割愛します笑)
情報の最小化により、
実力が出る、という言説は、
手放しで是とできるものでなく、
傲慢を生むことに他ならない。
“普通じゃない”ことを求めたが故、
陳腐になった、尖りの芝居。
飽和してきた“衝撃の展開”も、
まだまだ、味のするガムみたいですよ。
-提言-
我々が望む理想郷は、
何処にもないことなど、知っていた。
なら、自分で作ってしまえばいい。
外野の言葉は、聞かなくていい。
例え、どのような結論でも、
私は創るしか道が無いの。
それでは、
実験を開始します。
嗚呼!
衝動のままに織りなす旋律
こんなはずじゃなかった!だなんて
次第に声は小さくなった。
匿名の中、埋もれていった。
後悔は脳に刻まれていて、
造花のような酷い作り笑顔だった。
もう、あなたもそうなっている。
この場に於ける解答なんて
誰もが、知る由も無いくせに。
皆其れを求めてしまっていて、
醜い人の業と言うべきか…
また一人、現実を悟って
どこかの世界が終劇、幕を下ろした。
可哀想に。