【“家族の一員“だから同じ“被災者”だから一緒に逃げて来た】ペットと一緒に生活できる避難所 石川・輪島市【能登半島地震】
能登半島地震の発生から12日目となります。石川県内では依然、2万人を超える避難生活を送る人たちがいます。その中には周囲の目を気にしながらも、愛するペットたちと共に避難を余儀なくされた人たちがいます。輪島市内で数少ない「ペット同伴」を受け入れる避難所を取材しました。
(記者リポート)「輪島市内の避難所の一室では、犬と猫そして飼い主が一緒に生活をしています」
(愛猫『雷蔵』くんと避難)「動物嫌いな人とかアレルギー持ってる人もいるので、最初は一緒の避難を悩んだ」
(愛犬『アンディ』くんと避難)「車中泊は人もそうやけど動物も結構なストレスかかるんで、やっぱりどこの避難所行ってもこういう場所ないと駄目だと思うし」
(愛猫『ぼうや』くんと避難)「やっぱり家族と一緒の方がいいと思いますよ」「自分はビビってたけどここのネコちゃんワンちゃんみんな慣れちゃって。ネコ同士ワンちゃんも来たりして」「それを見て私達頑張ろうって思うんです。本当にこの子たちがいてくれたから」
(輪島市ふれあい健康センター 平野弘美センター長)
「地震があった直後に、皆さんペットも家族同然で一緒に逃げてきたので。(生活する)エリアを分けるなど、できる限りの対応をとりました」