【美しき日本伝統技術】うるしの彩り~漆黒と金銀が織りなす美の世界~|『陶芸家』岡田嘉夫
漆芸家の長男として生まれ、京都の高校、山形の大学で漆を学び、
卒業後漆の修復と作品制作を続ける岡田嘉夫氏。
岡田氏はただの漆芸家ではない。蒔絵師でもある。
蒔絵とは、うるしに彩りを加え漆黒と金銀が織りなす美の世界を表現することができる唯一の技法である。
蒔絵の技法は日本独自のもので、その歴史は約1200年前にさかのぼる。奈良・平安に花開いた蒔絵文化は貴族たちに好まれさらには寺院の内装としても使われるようになり、鎌倉〜安土・桃山時代には、蒔絵は将軍家にも親しまれ
江戸時代には裕福な町人・商人たちが蒔絵を施した漆塗りの調度品、アクセサリーなどを生活に取り入れていった。
これらの蒔絵を施した漆器は、日本の独自技術であり、海外にも数多く輸出され、現在でも「Makie」と呼ばれ親しまれてる。
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♦岡田嘉夫氏の HP
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”Kogei” is Japanese art.
約1200年の歴史を持つ古都・京都で育まれた美術工芸。
世界に誇る京都の技。
伝統と⾰新の融合の素晴らしさをお届けします。
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