マツタケワークスのMV「神の家の子供」
思春期日本代表マツタケワークスによる
非常に低予算の中
スマホと根性と愛嬌で仕上げた映像作品です。
神の家の子供
物語と音楽/マツオカエイジ
人間として人間で有れます様に
そう言われて少年は育った
この世界は汚れているから
貴方の命染まらぬ様に
普通としては生きれなかった
神様の家の子供だから
友達は一人もいなかった
外で遊ぶことは駄目だった
お菓子を食べてはいけなかった
其れ等は全て汚れてるって
僕は神様の子供だから
僕は神様の子供だから
そんな僕にも好きな娘が出来た
同じクラスの本の好きな娘
おすすめの本を貸してくれた
僕はそれだけで恋に落ちた
あぁ発狂した家族の行動は
低俗なものは貴方にいらない
そんな本はほらバイバイバイ
あぁ発狂した家族の行動は
反省なさいと本を破り捨て
僕を物置に閉じ込めた
暗闇の中で僕は思った
皆いなくなればいいのにな
次の日君は僕に
本の感想を聞いてきたんだ
何も言えなくて僕は
ただその場を走り去った
そのまま学校を抜け出して
近くのコンビニに立ち寄り
ポテトチップスを買って
食べながら家に帰った
家族は僕のそんな姿見て
あらんばかりの声を荒げた
神様に申し訳がないと
大粒の涙を流してた
僕は普通の子供がいいな
神様なんていなくていいな
気がつけば包丁を持ってた
その後はもう覚えてないな
あぁ発狂した家族の騒動は
夜が来る前に終わりを告げる
阿鼻叫喚だね斬斬斬
あぁ発狂した家族の騒動は
三面記事を飾るのでしょうね
君に会えないなバイバイバイ
君に借りた本が汚れた
破れたページ何処にあるんだろう
映像制作/マツオカワークス