小野田寛郎の30年間を描いた「ONODA 30 ans seul en guerre」(著:Bernard Cendoron)を元にアルチュール・アラリ監督(『汚れたダイヤモンド』)が着想、映画化された本作。カンボジアでの約4ヶ月間、臨場感あふれるシーンを撮影することに成功。ほぼ全編が日本語のセリフで紡がれている異色の国際共同製作映画である本作は第74回カンヌ国際映画祭2021にて「ある視点」部門でのオープニングに選ばれ、ついに2021年に日本公開が決定。
終戦間近の1944年、秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎(遠藤雄弥/津田寛治)は、フィリピン・ルバング島にて援軍部隊が到着するまでゲリラ戦を指揮するよう、&