生計費500円《後編》昭和21年 短編映画

昭和21年(1946年) 終戦直後の混乱期に、政府がインフレ対策として打ち出した1世帯1ヶ月500円の生活費の非現実性を、当時の物価と人々の生活の実態に照らして描いた映画。 配給、買い出し、闇市など終戦直後の貴重な映像を多く含む。  * * * * * アメリカ軍のぜいたくな占領は、最初の3ヶ月間で既に昭和5年の日本の年間軍事費を上回るお金を日本に使わせた。以後、占領コストは急増し、昭和21年7月1日から9か月間の占領軍経費は45億円にのぼっている。ちなみに戦争前年に日本の陸海軍部が獲得した予算は23億円余。さらにその翌年、昭和22年の占領軍経費は
Back to Top