ウクライナ全土に「最大規模」の攻撃 ゼレンスキー氏は激戦地の部隊激励
ロシアは29日朝、ウクライナの首都キーウをはじめとする各地の都市をミサイルなどで一斉に攻撃し、少なくとも30人が死亡した。ウクライナは、昨年2月の軍事侵攻開始以来、最大規模の砲撃だとしている。
ロシア軍はこの日、ウクライナの首都キーウや南部オデーサ、東部ドニプロペトロウシク、北東部ハルキウ、西部リヴィウを攻撃。合わせて160人以上が負傷した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが「保有するほぼすべての種類の兵器を使用して」複数の住居と産院1棟を攻撃したと述べた。
ウクライナ空軍は、これほど多くのミサイルが一度に発射されたのは初めてだとした。
ウクライナの防空能力はここ数カ月で劇的に改善されていたが、29日の攻撃の数には対応しきれなかったと、BBCのジェイムズ・ウォーターハウス・ウクライナ特派員が報告する。
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